インターネットラジオで聴くJ-POP

インターネットラジオ局(らじおきょく)のリアルネットワークスは、約(やく)1年前(ねんまえ)に新(しん)プレーヤーRealOneを発表(はっぴょう)し、そして8月末(がつまつ)より有料(ゆうりょう)のネットラジオサービスを開始(かいし)したそうです。曲数(きょくすう)は6万(まん)曲(きょく)相当(そうとう)とWonder Jukeと比べる(くらべる)ととても多い(おおい)ですが、オンデマンドなので好き(すき)な曲(きょく)が必ず(かならず)聴け(きけ)るわけでもなく、これで月額(げつがく)900円(えん)というのは利用者(りようしゃ)から見(み)て料金的(りょうきんてき)に割高感(わりだかかん)があります。しかし、RealOneサービス本部長(ほんぶちょう)森(もり)勉(つとむ)氏(し)は、「あくまでこれは、来るべき(きたるべき)音楽(おんがく)配信(はいしん)サービスへの始め(はじめ)の一歩(いっぽ)で、現在(げんざい)は日本(にっぽん)のレコード会社(がいしゃ)と調整中(ちょうせいちゅう)で、年内(ねんない)には国内(こくない)のJ-POPを流す(ながす)インターネットラジオサービスを始める(はじめる)予定(よてい)です。また、米国(べいこく)のRhapsodyという聴き(きき)放題(ほうだい)型(がた)サービスの日本(にっぽん)展開(てんかい)も考え(かんがえ)ているので、早けれ(はやけれ)ば1年後(ねんご)くらいには日本(にっぽん)の音楽(おんがく)が流れる(ながれる)聴き(きき)放題(ほうだい)型(がた)サー ビスが提供(ていきょう)できるのではないでしょうか」とは語っ(かたっ)ていました。このように2・3年(ねん)近く(ちかく)前(まえ)から積極的(せっきょくてき)にネット展開(てんかい)を進め(すすめ)てきたリアルネットワークスのインターネットラジオなのですが、米国(べいこく)の音楽(おんがく)配信(はいしん)とは違っ(ちがっ)て日本(にっぽん)の音楽(おんがく)配信(はいしん)は、カタログ数(すう)や価格(かかく)など他にも(ほかにも)使い勝手(つかいがって)などの面(めん)で大きく(おおきく)劣っ(おとっ)ていると言え(といえ)ます。そしてこれが、日本(にっぽん)での音楽(おんがく)配信(はいしん)が進み(すすみ)にくい最大(さいだい)の理由(りゆう)だと考え(かんがえ)られています。また、東芝(とうしば)EMIやワーナーの参加(さんか)するインターネットラジオの放送局(ほうそうきょく)du-ubも8月末(がつまつ)でなくなってしまい、複数(ふくすう)のレコード会社(がいしゃ)で構成(こうせい)されるレーベルゲートも、SME以外(いがい)の会社(かいしゃ)ではあまり積極的(せっきょくてき)に楽曲(がっきょく)を提供(ていきょう)していません。米国(べいこく)のiTunes Music Storeの成功(せいこう)や、聴き(きき)放題(ほうだい)型(がた)サービスの台頭(たいとう)に倣っ(ならっ)て、次に(つぎに)踏み出す(ふみだす)のかそれともdu-ubのように、完全(かんぜん)撤退(てったい)の方向(ほうこう)に向かっ(むかっ)てしまうのかは、日本(にっぽん)の音楽(おんがく)配信(はいしん)が転換期(てんかんき)に来(き)ていることは間違いない(まちがいない)と考え(かんがえ)られますね。これまで、日本(にっぽん)で音楽(おんがく)配信(はいしん)が進ま(すすま)ない最大(さいだい)の理由(りゆう)は「大手(おおて)メジャーが消極的(しょうきょくてき)」ということでしたが 、それも昔(むかし)の事(こと)で、最近(さいきん)ではブロードバンド環境(かんきょう)の整備(せいび)や、米国(べいこく)のiTunes Music Storeの成功(せいこう)などで、徐々に(じょじょに)態度(たいど)が軟化(なんか)しつつあり、数年後(すうねんご)にはインターネットラジオで最新(さいしん)J-POPを楽しむ(たのしむ)というライフスタイルが当たり前(あたりまえ)になっているのかもしれないですね。

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インターネットラジオ局のリアルネットワークスは、約1年前に新プレーヤーRealOneを発表し、そして8月末より有料のネットラジオサービスを開始したそうです。

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